「厚生労働省版ストレスチェック実施プログラム」の配布開始

11月24日、厚生労働省は12月1日より施行されるストレスチェック制度を事業者が円滑に実施できるよう、ストレスチェックの受検、結果の出力、集団分析等を簡便に実施できる「厚生労働省版ストレスチェック実施プログラム」の無料配布を開始しました。

ストレスチェックプログラムの機能としては以下のものがあるとのことです。

  1. 労働者が画面でストレスチェックを受けることができる機能
    *職業性ストレス簡易調査票の57項目によるものと、より簡易な23項目によるものの2パターンを利用可能
    *紙の調査票で実施しデータ化されたものをインポートすることも可能
  2. 労働者の受検の有無を把握する機能
  3. 労働者が入力した情報に基づき、あらかじめ設定した判定基準により、自動的に高ストレス者を判定する機能
  4. 個人のストレスチェック結果を出力する機能
  5. あらかじめ設定した集団ごとに、ストレスチェック結果を集計・分析(仕事のストレス判定図の作成)する機能
  6. 集団ごとの集計・分析結果を出力する機能
  7. 労働基準監督署へ報告する情報を表示する機能

ダウンロードは無料で、プログラム容量は約270MB(通常1~5分あればダウンロード可能)とのことですので、ストレスチェックの対応をまだ検討中の事務所では利用を検討してみてはいかがでしょうか?

詳細については下記リンクにてご確認ください。
【厚生労働省】
事業者向けに「厚生労働省版ストレスチェック実施プログラム」の配布を開始します
ストレスチェック等の職場におけるメンタルヘルス対策・過重労働対策等
【ダウンロードサイト】
「厚生労働省版ストレスチェック実施プログラム」ダウンロードサイト